熱交換器の破損の事例

三菱電気の天カセエアコンのドレンエラーによる、クリーニングの依頼がありました。

三菱天カセエアコン

お得意様でしたので、早めの対応をさせて頂きました。やはりリピートのお客様は大事です。

ドレンポンプの汚れ

ドレンパンの汚れ

ドレンポンプが非常に汚れていました。これが原因でエラーが出ていたのだと思います。

作業後は、エラーは消えました。過去に他社が作業された事があるエアコンでしたが、はっきり言って、これはひどかった。

熱交換器の破損

熱交換器の曲がり

これはひどい。どう考えても素人の業者としか思えません。おそらくこれだけ曲がるのは使用している洗浄機はケルヒャーだったと思います。

ケルヒャーは基本的に水圧の調整ができません。ベテランは気をつけて作業するのでこういう事にはならないかもしれませんが、初心者はこうなります。

でも、この部分はお客様には見えないのです。業者選びを間違えると、こういう事になるのです。

一応お客様には、事情を説明し、「これは弊社ではありませんよ〜。」と言っておきました。

天カセエアコン

なんか、こう見ていると、エアコンがかわいそうになってきました。

井上マーがいたならば、「これは俺の本当の姿じゃな〜〜〜〜い!」と叫んだかもしれない。笑

現場には、家庭用が1台ありました。

富士通のノクリアです。

富士通ノクリア

情けない事に、このエアコンは分解できませんでした。何度もコツを聞いて、また若い作業員に目の前でやってもらって覚えたつもりなのですが、上のカバーの爪さえ取れませんでした。

格闘する事30分、「お客様、こちらは家庭用もこなせる人間をもう一度連れて参りますので今日は、勘弁してください。」と言って帰ってきました。涙

なんでノクリアって、あんなにカバーが固いのだろうか?

このブログはきっとたくさんの業者さんも見ているでしょう。だれかコツを教えてください。一応、何度も目の前でやってもらって、その時はできるのですが、どうしても現場ではできないのです。

一応、下の部分も噛んでいるので、ガツンとやってくださいといつも言われるのですが、それができないのです。力が弱いのかな?

現場では、電話で「下をガツンとやってください。」「ガツンとやっとる。」
「いえ、引きながらガツンとやってください。「引きながらガツンとやっとる。」この会話が延々と続きました。笑 ダメであった。。。

現場としてはエラーの出ているエアコンの現場は気が楽ですね。現場で動いていないのですから。

しかし本当に、やればやるほど、ブレーカーをあげるたびに怖くて怖くて仕方なくなってきました。ブレーカーをあげる時よりも、運転ボタンを押す時というのが本当でしょうか。だから、みんなには、「俺が知らないうちに、さりげなく運転ボタンを押して置いてくれ。」と言っております。知らないうちに運転していて、エラーも出ていない。これが一番良いですので。笑

先日、たまたま下請けのような仕事をした時(別に弊社価格にて受注できるぶんには、管理会社様や同業者様などからの依頼も喜んでお受けしています。業者価格という設定はありません)、「このエアコンは古く、部品もないのでやらないほうが良いのではないですか?」と言うと、「なんでそんなに怖いの?私なんて、約20年もこの仕事やってるけど、そんなトラブルほぼないよ。何度かエラーが出た事あるけどコネクターの間違えですぐに直ったし。大丈夫だよ。」とかる〜く言っていました。

帰りの車の中で「あの人すごいな。20年間トラブルなしだってよ。」と私がMに言うと、「多分、20年で200台しかやってないんですよ。」と言いました。なるほど。。。1年に10台なら、エラーもないわな。多分ね。笑

さあ、シーズンも後半戦ですね。少し涼しくなってきました。もう39度には戻らないで欲しいですね。

業務用エアコンクリーニングはぜひ、弊社にお任せください!

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