部品供給の終わった機種のエアコンクリーニングについて。

ダイキン天カセエアコンのFHYCJには、現在稼働しているものには三世代あります。

FHYCJ洗浄不可

こちらの機種は、ほとんどの場合、室内基盤の供給が終わっています。ダイキンに確認しましたが、すでに在庫はないようです。

FHYCJ56F

FHYCJ56Fという機種になります。これよりも古いダイキン天カセエアコンは、まだあります。コーナーが取れない機種でルーパーの羽が1枚のもの、それより古いのは羽が2枚のものです。どれもほとんど現在見ない機種です。

FHYCJ天カセエアコン洗浄可能

こちらのエアコンはまだ基盤などの在庫がある機種になります。違いは、コーナー部分が少し小さいのが古いタイプ、こちらが新しいタイプです。

こちらの室内基盤は、ファンカバーごとのものと、縦基盤のものの2種類あります。

これはどちらも洗浄できます。在庫がありますのでなにかあっても修理できるからです。ですが、作業前には一応、ダイキンに在庫の確認をしておいたほうが良いと思います。

問題は、在庫のない機種です。

作業して壊れる可能性は、基本的にそんなにないと思います。というか弊社で壊れたという事例はありません。

しかし、明日自然に壊れても全く不思議がないこと。
それが明日の場合、お客様はエアコンクリーニングが原因だと考えることは不思議ではないということ。
実際、ちょっとしたショックによって、壊れる可能性だってゼロではないということ。

以上の理由から弊社では、壊した場合、大家さんが新しいものに変えてくれるから、「むしろ壊してください」と言われたお客様以外は作業しないことにしています。

そしてそう言っていただくと、絶対に壊れません。笑

エアコンクリーニングをすると故障しやすいのか?これは私は可能性としてはあると思います。

事実、冷蔵庫なども、例えば引っ越しを繰り返したものとずっと同じ場所に置いている場合では故障率が違うと思います。動かしていない場合のほうが故障率は絶対に低いはずです。

事例として20台のエアコンのある現場様で1台のみ洗浄したことがあります。その3年後、その1台が故障しました。残りは全てその後5年以上たった今でも故障なく動いています。

この故障と、エアコンクリーニングの関係を証明する事はできません。たんなる偶然だとも思います。しかし、事例として20分の1の確率が起こっていると、業者としては不安になります。

また、リモコンが接触不良の場合、動かす事によって、通電しなくなる事もあります。ゴキブリかネズミがかじってしまっている場合などもあるからです。

現地に着いてからでも、メーカーに電話して、室内基盤在庫の確認だけはしておいたほうが良いと思います。作業後の故障は、お客様からしたら、作業のミスだと考えるのが普通だからです。

室外機の基盤がない場合も、弊社は洗浄しません。室外機の故障は基本的にエアコンクリーニングに関係ないという事は証明できます。

しかし、その在庫がない時点で、もう寿命は全うした機種である事は間違いありません。いつ壊れてもおかしくない機種ですので、それこそ一週間後に壊れた場合、たとえ弊社の責任ではなくても、高いお金を払って洗浄して買い替えでは、お客様がかわいそうだからです。

在庫のないエアコンの洗浄は、ここの会社によって対応が違うと思いますので、やってくれるところもあると思います。

その際は、万が一の事をきちんと話をしてから作業してもらう事をおすすめいたします。

業務用エアコンクリーニングはぜひ、アスターへお任せください!

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