ダイキン天カセエアコンのルーパー交換作業

ダイキンの天カセエアコンのルーパーの交換作業の現場がありました。このルーパーは5年くらいであれば、高圧洗浄で取ることが可能ですが、それ以上の場合は、シミが残ってしまいます。

どうしても綺麗にしたい場合は、ルーパーの交換となります。

まずは、内側のコーナーの表側の4つのビスを取っていきます。

表面パネル表側のビスをとります

内側パネルのコーナーのビスをとります

続いて裏返して、内側の真ん中にあるビスを4つ取っていきます。

表面パネル裏側のビスをとります

真ん中のビス取り

本当は裏から取っていった方が良いと思います。そうすると表面パネルの内側のパネルが取れます。

内側パネルをとります

表に戻して、今度は、取れた内側のパネルのところにあるコーナーの部分を4個取っていきます。

コーナーの発泡スチロールをとります

コーナーの部分が取れたら、そこの部分にある黒いカバーのビスを取っていきます。各コーナーに2こづつあるので合計で8個のビスを取ることになります。

黒いパーツのビスとり

この黒いパーツは取るのにコツがあります。力を入れなくても角度によって、取ることができると思います。

黒いパーツをとります

これでやっと準備が整いました。ルーパーのコネクト部分を少し力を入れて取っていきます。

ルーパー交換

これも細かい作業になりますので、慣れるまでは時間がかかるかもしれません。下手をすると4個のルーパーを交換するにの1時間以上かかるかもしれません。

黒いパーツを元に戻すのも、コツがあります。これもかなり大変な作業です。全て元どおりに取り付けて終了となりますが、一箇所、ルーパーのモーターにセットする部分がありますので、それを入れないとルーパーが動かなくなりますから、注意する必要があります。

慣れれば、15分くらいでできるようになると思います。

今回この作業をするのが初めてでした。考えてみたら長くこの商売をしていましたが、ルーパー交換を依頼されてことはありませんでした。

今回、なんとお客様がご自身でできると思い、ダイキンよりこのルーパーを購入されていました。自分たちでやろうと思ったが、どうしてもできなかったとのこと。そのまま力技で取れると思ったらしいです。。。。無理です。

吹出グリル水平羽完成品

洗浄である程度綺麗になったので、お客様も満足でしたが、せっかく3万円以上で買ったのにと思い、「この作業はやったことがありませんが、できる限り頑張ってみますから。でもできなかったら許してくださいね。」と言って作業を始めました。

1台目は本当に大変でした。指も少し切ってしまい、血が出てしまいました。時間も40分近くかかり、下手をすると分解洗浄作業と同じくらいの時間がかかりました。笑

でも、これもお客様の為と思い、考えながらやったら、それはそれでとても楽しい作業でした。料金は、、、、なかなか追加料金とは言えないものですね。洗浄の料金のままにしました。ただ、今後の作業内容の中に、どうしても取れないルーパーの場合は、交換という考えもありますということをお伝えして、料金を頂こうと思いました。

4個交換で、2万円くらいだと思います。(部品代が結構しますので。)

今までは、ルーパーの交換の相談をされると、表面パネルの丸ごと交換をオススメしていました。確か7〜8万円くらいだと思います。それだけ高いとなかなか交換しないと思うのですが、2万円なら、そういうご要望もあるかもしれません。

事前にお伝えいただければ、部品を取り寄せて、交換することも今後は可能です。

こちらが取り外した方のルーパーになります。

これで徹底的に高圧洗浄した後のものですから、最初の状態はかなり汚れたものでした。

取り外したルーパー

洗浄では取れないルーパーの汚れ

作業後は新品になったルーパーでお客様も大満足頂きました。

最後に、なぜ交換をしようと思ったかというと、初めてのお客様だったのですが、本当に皆様、よい人ばかりでした。それでなんとかお役に立てればという思いで、頑張ったというのが本当のところです。

本当に弊社はお客様に恵まれているなあと痛感した次第です。心根は引力を持つ。私はそう思います。だから一生懸命、自分の心根も磨かなければとまた思った次第です。

業務用エアコンクリーニングはぜひ、弊社にお任せください!

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