音楽スタジオの業務用エアコンクリーニング

地下一階の音楽スタジオの業務用エアコンクリーニングの現場紹介です。

音楽スタジオ様で、シンクがありません。水場はトイレのみ。たまにこういう現場様もあります。

最初、トイレの水を出してみると、チョロチョロ〜としか出なくてどうしようかなと思ったのですが、したの蛇口を調整すれば勢いは強くなるようなので、よかったです。

エレベーターはあったのですが、外では洗えません。一瞬、やめようかなとも思ったのですが、中を見ると非常に汚れていたのでこれは根性きめてやろうと思い、作業をスタートしました。

実はこちらの現場様の前に、お得意様の急な現場があり、こちらは本日に二件も目の作業だったので、少し疲れていたというのも本音のところです。

こちらの機種はFHYCJとあまり外から見ると違いがありません。この縦基盤のタイプですと、まだ部品がありますので作業はしますが、FHYCJは基本的に壊れてもいいですという一筆を頂いてからの作業となっています。壊したことはないのですが。。。

このエアコンは縦基盤のタイプですが、ドレンパンを落とすと、なんと熱交換器が落ちてきました。全ての押さえの金属の板が錆びて折れておりました。

こちらは短いタイプで、長いタイプはたくさん在庫を積んでいるのですが、短いものは持っていなかったので急遽長いタイプを作り替えて対応しました。

しかし最後、ドレンパンを入れるとき、どうしても無理をする感じだったので、ドレンパンで押さえながら折れている元の金属に戻してドレンパンを設置しました。最初と同じ状態ということです。私、別に悪くないですよね〜。笑

もちろんお客様はみている上での作業です。もう次の清掃はないと思うので、よしとしましょう。

ともかく疲れました。

次の現場様が音楽スタジオでした。

ともかく、エアコンをつけると咳が出たりもするということだったので、中を見ると物凄い汚れでした。これはいわゆるやったほうがいいエアコンです。

業務用エアコンクリーニングをやった方がいいエアコンというのは、実は全体の１０％くらいしかありません。やった方がいいというより、やらなければダメという感じでしょうか？

要するに世の中の９０％のエアコンクリーニング作業は、実はやらなくても良いと私は思っています。もちろん、臭い除去のためと言うのは必要ですが、それを入れても全体の２０％くらいではないでしょうか？（飲食、パチンコ屋さんなどは除くと）

特にマンション共有部分のエアコン。武蔵小杉のタワマンの現場で２００台の見積もりの時、まだ５年目でエアコンクリーニングをすると言うので、理事長さんに、「やらんで良いですよ。そのお金、どうぞ大規模修繕のためにとっておいてください。共有部分のエアコンなんて、たとえ壊れても廊下だけが暑い状態で、そもそも外が暑いんだから、最後の廊下さえ我慢すれば、部屋の中でエアコンを付ければ良いんです。やめましょう。ただただ無駄使いですよ。」とお伝えしました。

お前は馬鹿か！と多くの同業者に言われましたが、実はそのおかげで、理事長さんに気に入ってもらい、今も色々とおつきあいさせて頂いております。

そもそも、業務用エアコンの中には、２０年以上、一度も清掃していない物なんて、たくさんあります。やらなくて良い一番の現場というのはお客様が、「フィルターの清掃がリモコンに表示されました。業務用エアコンクリーニングをお願いします。」という物です。リセットボタンを押してくださいといつもお答えしております。

話がそれました。

こちらのエアコンはやってよかったエアコンです。しかし、よくドレンエラーが出なかったと感心しました。地下の換気の悪い現場様の中には毎年ドレンエラーが出てしまうところもあります。

これは機種の当たり外れなのかもしれませんが、ダイキンのラウンドフローの前のタイプは本当にドレンエラーに強かったという印象はあります。（ラウンドフローが他社と比べて多いということではなく、その前のものが強かったという印象という個人的見解です。）

部品洗いの養生カバーの下は、バケツではなく２０Lの箱型のボックスを使用しています。排水がバケツではうまくいかないからです。

渋谷は駐車場代も高く、３時間３６００円というところに止めたのですが、２台、なんとか３時間で終了できました。隣の駐車場は１０分６００円でした。。。。。

作業して本当によかったです。ドレンエラーも出ないと思います。（もしかしたら今年出ていたかもしれません）

作業後は不具合もなく、正常に冷たい風が出てきました。

２台あり、１台を動かしながらの作業でしたので、それだけは快適でした。マスクをしながらの作業は疲れます。

みなさま、ご安全に。

業務用エアコンクリーニングはぜひ、アスターへお任せください！

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